引っ越しました。
上京して5年ほど住んだマンションが手狭になったので、思い切って(というか成り行きで?)引っ越すことになりました。
部屋を契約したのは5月半ば。なのに今までなぜ越さなかったのかといえば、今のマンションが「解約2ヶ月前に言わないと解約させない」というイミフな契約だったせいです。
東京や都市圏では、「投資型マンション」と呼ばれるものがあります。
建物をひとつ作り、とりあえず住める程度のワンルームないし1Kの部屋をたくさん作って、住めるだけ人を住まわせて家賃収入を儲けようというタイプのマンションです。
占有面積は20平方メートルに満たない場合が多く、本当に寝る以外になにもできないレベルの部屋です。
まあ、入居者の快適さよりもオーナーがいかに儲けるか、というのを優先したつくりなのだから、仕方ないっちゃ仕方ないのですが。
たとえば、今わたしが住んでいる部屋も、ちょっとまともで生活導線が考えられるような設計者ならありえない仕様がたっぷりです。
・クローゼットの扉を開けると、インターフォンがとれない。
・隣の部屋の下水配管が、なぜかこっちの部屋にでているため、配管隠しの分、床が占有されている。このため、壁にぴったり家具が置けず、レイアウトに苦労する。
・ベランダの物干し竿置きが低い位置(床上1メートル程度)にあるため、ハンガーをかけたまま洋服が干せない。
・上記の結果、部屋干しメインとなり、室内に湿気が充満する。よくカビる。
・ユニットバスが小さい。特にトイレの狭さは異常。扉を閉めたときの圧迫感が尋常ではない。
実際、設計した人は、この部屋に住みたいと思うんでしょうかねぇ?
ともかく、限られた空間の中でいかに部屋を多くとるか、というところに主眼がいってるのは明白で、住んでる人は家賃絞り上げられる、乳畜ならぬ家賃畜のごとく、投資マンションという劣悪なブロイラー施設に押し込められてるような感じではあります。
まあ、そんな投資用マンションのため、資産価値が落ちることはともかく禁止。新しく借りたマンションでの禁止事項の説明に比べ、今のマンションのはページにして2倍近くありました。
ちなみに、壁にカレンダーを張るのも、壁が傷つくから禁止とか言われましたし(笑)。普通は、画鋲で穴を開ける程度だったら、退去後の壁紙の張替えなどはオーナーの持ち出しで行うのが普通なのですけどね。
なにが言いたいかというと、これから東京に出ようと考えている方は、いくら家賃が安いからといっても、投資マンションにだけは住むな、ということです。
たとえば、軽量鉄骨の、いわゆるコーポなら、平均的なワンルームの賃貸料(月6~7万程度)で2K程度が借りられますし、生活導線もしっかり考えられた部屋が借りられることでしょう。
鉄筋のマンションに住むメリットは、災害に強いことと、防音性能がコーポなどに比べて比較的高いこと、気密性が高いので室温が外気温に左右されずらいことがあげられます。
確かにこれら三点は安心と快適性を求める上では、人によっては重要なポイントになります。実際、私がそうでした。
しかし、最近のコーポも断熱材や遮音材をボード間に詰めるなどして、快適性の高い部屋が多くなってきています。無理に狭くて制約の多い投資マンションに住むくらいなら、住む人のことを考えたコーポに住んだほうが、気持ちよく生活できるんじゃないかと思います。
5年間投資マンションに住んだ私の感想です。
ちなみに、次の住まいは今のマンションから500メートル離れた場所です。
同じ大田区内なので、転居手続き簡単でよかったです。
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