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あの署名はなんだったの?

例の薬事法改正に対し、ケンコーコムが厚生労働省に対し行政訴訟を起こした模様です。

まあ、健康食品や薬品の通販を主業務とするケンコーコムとしては、さすがに看過できない問題だったのか、訴訟に踏み切った模様です。
また、この訴訟には同様に健康食品や薬品の通販を行うウェルネットも原告団に参加した模様です。

二社にとっては、会社存続をかけた大きな問題ですし、ここで覆さないと今後廃業や業務転換も余儀なくされる可能性もあるとあって、だいぶ真剣です。

個人的には薬事法の改正には賛成ですし、薬品のネット販売に対しても問題があると考えております。

しかし、二社にはちょっと頑張ってほしいという気がしなくもありません。

というのも、一類はまだしも、二類はちょっとやりすぎかな、と最近思うようになったからです。

二類に栄養剤や生薬中心の便秘薬などもあり、おおよそ副作用の可能性が極めて低いようなものも含まれているからです。
ただし、全ての二類が安全である、と言い切れるかというとそれも疑問なので、この際、この問題を突き詰めて、薬品の分類をし直すべきじゃないのかな、とも思ったわけです。
つまり、二類に分類されながらも、これまで重大な副作用が認められなかったものは三類に編入して通販を許可するなど、柔軟な対応はあっても良いのではないかと。

ただし、一類などの薬品に関して通販は認めてはいけないという考えは、変えません。

さらに言うなら、この通販禁止は、無責任な薬品通販業者や無認可、もしくは薬剤師がいないにも関わらず営利目的で薬品を販売する業者が後を絶たなかったという問題から発生したものであり、そういう意味ではケンコーコムなどの「マジメ」な健康薬品業者は、とばっちりを受けたとも言えるかもしれません。

しかし、今回の訴訟の件での目玉は、私的にはココだと思います。

 医薬品の規制に対して,これまでケンコーコムは日本オンラインドラッグ協会や楽天,ヤフー!とともに反対を表明してきた。ただし今回の訴訟は,「当事者の権利の確認の訴訟であり,NPOである日本オンラインドラッグ協会は原告になれない。また楽天,ヤフー!は電子モール事業者であり,薬品販売事業者そのものではないため参加していない」(ケンコーコム 後藤氏)としている。

あれだけ署名署名騒いで怪気炎を吐いていた楽天が、今回の訴訟に参加していないだと!?

これはなんでしょうか? 屋根にあげてはしごを外すということですか?

電子モール事業者であり、薬品販売事業者ではないから参加してないということですが、しかしモール事業者も薬品販売に関して言えば受益者なわけですし、楽天が出店している薬品通販業者からマージンを受け取っていないならわかりますが、売上げの何割かはショバ代として貰っている以上、訴訟に参加できる「権利」はあったんじゃないんですかね?

なにしろ、薬品販売の利益が欲しくて署名を募り、あまつさえ(~ブログ主による自粛~)までやったというのに、ここにきて腰が引けたっていうのは、署名に参加した人に対して失礼なんじゃないんですかね? どうなんですか? 楽天さん?

というか、私も結局いろんな事情で署名させられたんだから、しっかりやってくださいよ、マジで。おかしなところで日和ってないで、主張最後まで通してください。ホント。

それとも「国家による通販規制に対し反対を表明したのであって、薬事法改正に対して反対を表明したのではない」とかおもしろロジックを披露するつもりでしょうか? それとも今回の改正は官僚が国策で決めたことだから、訴訟しても変わらないと思って、訴訟費用ケチったんですかね?

部外者がいろいろ憶測を飛ばすのもアレなのでこのへんでヤメておきますが、なんつーか、ねぇ。

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