国籍法改正案におけるバカ法相の失言
私は、原因を点でしか捉えられない人、事象を時間軸に沿った線で考えられない人、経験主義者なのに応用力のない人、他人に対する想像力に乏しい人、他人の考えを理解できない人、謙虚さに乏しく持論の展開しか出来ない人というのが大嫌いです。
要するに、バカが嫌いだということでご理解ください。
さて、懸念されていた国籍法改正案が、本日おおかたの予想通り両院通過しました。
しかも、与野党全会一致で。
国籍法については、本年6月に違憲判決が出ていたので、改正する必要はありました。
少なくとも、現場ではすでに最高裁の判決によって、業務が変更されていたわけですし、それを「認定」するための法律が必要なのは当然といえます。
なので、私も法の善し悪しはともかく、司法が違憲とした国籍法改正を、立法府が行うのは、三権分立が建前の法治国家なら当然のことであると考えています。
しかし。
その内容に多分に危険な要素を含んでいるのは、各所であげらている通りです。
私ごときが復唱するのもなんですので、くわしくは国籍法改正案まとめWIKIをごらんください。
その問題点については、上記リンクの読売サイト内でも、
本会議では自民党の赤池誠章、西川京子、牧原秀樹衆院議員が採決前に退席した。
本会議に先立つ衆院法務委員会で、自民党は反対の姿勢を示していた赤池氏を差し替えた。
牧原氏ら3議員は「多くの国民が改正案に反対の意思表明をしている。もう少し審議をすべきだ」などと退席の理由を語った。
と、記されています。
反対の姿勢を示していた赤池氏を差し替えてまで、この法案を通過させたかった自民党の本意はなんでしょうね?
この三人にしても、国籍法の改正そのものに反対ではなく、不備の多い、また国民のコンセンサスを得られない案だからと、反対表明を示しただけであって、最高裁の判決に対し異議を唱えているというわけではなさそうなのですが…。
あわせて、今回の法案通過に際し、公明党のサイトでは「勝利宣言」ともとれる文章が掲載されています(直リンクしたくないので、公明党のサイトを直接ごらんください)。
加えて民主党が一切反対表明していないことを見ると、この改正案の正体というのが、おぼろげながら見えてきそうです。
ところで。
その審議中、法務委員会での、森英介法相の発言が驚きです。
以下、2chで張りつけられているコピペを、そのまま引用します。
289 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/11/18(火) 11:25:57 ID:FONzybmj0
***法務局長&法務大臣のありがたいお言葉***・反対意見のFAXが相当数あるが知っているか
↓
相当来ているって言うのは知っている・これらの反対意見や陳情が例えば●●団体で陳述というのは
良くある事だが、どんな団体があるのか承知しているか
↓
知らない・今回のは世代的なもので、インターネット発信で広がっていて、
これからもこういった呼びかけの手法が広がるだろう。法務省では、
この法案について、紹介や意見募集をしているかどうか
↓
う~んわからない…しているんじゃないかなぁ(詳細説明後)⇒やってません。インターネットでこれからは意見交換や反対表明が広がっていくと思うが
それについてどう思うか
↓
インターネット上で意見表明や勝手だが、FAX送ったりされると迷惑だし
紙が勿体無いし、邪魔くさいし、自分は見ていない
こういうことする奴らって芳しくない奴らだと思う
いかがでしょうか?
その後、発言については訂正したようですが、明らかに民意を足蹴にした失言です。
しかし、いつもだったら政治家、特に自民党の失言を大喜びで報道するマスコミが、この件に関しては全方位スルー。
いくらググっても出てきません。「森英介 ニュース」で検索しても、死刑を粛々と行っているというニュースくらい。本日の発言については、どこも書いていません。
ひょっとして、ネットユーザーの勇み足だったのでしょうか?
いや、ちゃんとこの放送を録画してくれた人が、YouTubeにアップしてくれていました。
ごらんください。
大量にFAXが送られてくる事に対し、迷惑だと思うのは分かります。
しかし、それも織り込み済みで大臣になったんじゃないのでしょうか?
なぜ、それほどFAXが送られてくるのか。それだけ、この国籍法改正案の内容、立法のやり方に不満を持っている人達がいるからだとお考えにならないのでしょうか?
もうおわかりでしょうが、私が嫌いな、冒頭で述べたような人物。それがまさにこの、森英介という人物です。
政治家が、自分の都合だけで話をする。こんなに見苦しいことはありません。
民の声に耳を傾ける。その姿勢がフリでも出来ないのなら、民主国家の政治家なんかやめるべきです。
しかも、この発言に対して、何も言わないマスコミ。
ネットユーザーを憎々しく思い、また日本を売る気満々の売国マスゴミにとっては、拍手喝采の発言だったのかもしれません。
なぜ、中山前国交省大臣の日教組発言が失言で、このネットユーザーを小馬鹿にしたような発言は失言でないのか。
その境目は?
マスコミ(とその支持団体)が、気に入らなければ失言ということなんだと、これで証明されました。以前私がブログで書いた失言考察が、まったくもって証明された結果となりました。
国籍法改正案よりも、この森英介大臣の発言と、マスコミの態度のキモさに驚きました。
ただ、それだけの話です。
つうか、こんなバカオヤジでも大臣になれるというのがスゴイ。
日本、移民始まる前に終わったかも。
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