引っ越しました。

上京して5年ほど住んだマンションが手狭になったので、思い切って(というか成り行きで?)引っ越すことになりました。

部屋を契約したのは5月半ば。なのに今までなぜ越さなかったのかといえば、今のマンションが「解約2ヶ月前に言わないと解約させない」というイミフな契約だったせいです。

東京や都市圏では、「投資型マンション」と呼ばれるものがあります。
建物をひとつ作り、とりあえず住める程度のワンルームないし1Kの部屋をたくさん作って、住めるだけ人を住まわせて家賃収入を儲けようというタイプのマンションです。
占有面積は20平方メートルに満たない場合が多く、本当に寝る以外になにもできないレベルの部屋です。
まあ、入居者の快適さよりもオーナーがいかに儲けるか、というのを優先したつくりなのだから、仕方ないっちゃ仕方ないのですが。

たとえば、今わたしが住んでいる部屋も、ちょっとまともで生活導線が考えられるような設計者ならありえない仕様がたっぷりです。

・クローゼットの扉を開けると、インターフォンがとれない。
・隣の部屋の下水配管が、なぜかこっちの部屋にでているため、配管隠しの分、床が占有されている。このため、壁にぴったり家具が置けず、レイアウトに苦労する。
・ベランダの物干し竿置きが低い位置(床上1メートル程度)にあるため、ハンガーをかけたまま洋服が干せない。
・上記の結果、部屋干しメインとなり、室内に湿気が充満する。よくカビる。
・ユニットバスが小さい。特にトイレの狭さは異常。扉を閉めたときの圧迫感が尋常ではない。

実際、設計した人は、この部屋に住みたいと思うんでしょうかねぇ?
ともかく、限られた空間の中でいかに部屋を多くとるか、というところに主眼がいってるのは明白で、住んでる人は家賃絞り上げられる、乳畜ならぬ家賃畜のごとく、投資マンションという劣悪なブロイラー施設に押し込められてるような感じではあります。

まあ、そんな投資用マンションのため、資産価値が落ちることはともかく禁止。新しく借りたマンションでの禁止事項の説明に比べ、今のマンションのはページにして2倍近くありました。
ちなみに、壁にカレンダーを張るのも、壁が傷つくから禁止とか言われましたし(笑)。普通は、画鋲で穴を開ける程度だったら、退去後の壁紙の張替えなどはオーナーの持ち出しで行うのが普通なのですけどね。

なにが言いたいかというと、これから東京に出ようと考えている方は、いくら家賃が安いからといっても、投資マンションにだけは住むな、ということです。

たとえば、軽量鉄骨の、いわゆるコーポなら、平均的なワンルームの賃貸料(月6~7万程度)で2K程度が借りられますし、生活導線もしっかり考えられた部屋が借りられることでしょう。

鉄筋のマンションに住むメリットは、災害に強いことと、防音性能がコーポなどに比べて比較的高いこと、気密性が高いので室温が外気温に左右されずらいことがあげられます。
確かにこれら三点は安心と快適性を求める上では、人によっては重要なポイントになります。実際、私がそうでした。

しかし、最近のコーポも断熱材や遮音材をボード間に詰めるなどして、快適性の高い部屋が多くなってきています。無理に狭くて制約の多い投資マンションに住むくらいなら、住む人のことを考えたコーポに住んだほうが、気持ちよく生活できるんじゃないかと思います。

5年間投資マンションに住んだ私の感想です。

ちなみに、次の住まいは今のマンションから500メートル離れた場所です。
同じ大田区内なので、転居手続き簡単でよかったです。

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IT(イット)流健全サイト運営

京都教育大学の集団レイプ事件について、mixiやモバゲータウンなどで加害者の知人による擁護が頻繁に行われているそうです。

女性の側が誘ったといっても、公共の場(野外)で一人の女性を複数の男性で犯すというのは、同意があったどうかは別としても社会的に問題のある行為。
フィクションの世界、たとえば官能小説や所謂エロゲーの中ではままある表現ではありますが、実際に行うのは、大人としてはいかがなものかと思われます。

まして、教育大学。将来子供たちを指導する立場になろう人間の行為としては下劣極まりないとしかいいようがありません。

とはいえ、まだ判決が出ておりませんので、とりあえず彼らを非難するのはやめておきます。今回は、容疑者たちを擁護する日記が頻発したmixiやモバゲーなどについての考察を。

これらのサイトは、SNSというサービスでくくられています。ほかにもGREEなどが有名ですが、これらのサイトについては去年、いわゆるケータイフィルタリングの導入に伴い、総務省から物言いがつき、18歳未満の未成年が利用するには不適当であると指摘されてしまいました。

なにがどう不健全かといえば、SNSという人と人を結びつけるサービス内ではあってしかるべきな援助交際や未成年略取の問題が頻発した点です。

この措置に対し、特にモバゲーなどは未成年者がユーザーの多くを占めるSNSでは、営業の自由の侵害であるとか、コンテンツ産業の発展の障壁になるなどと、総務省の対し集団抗議を行いましたが、この手の業界からの抗議に耳を貸さないのはどこの省も一緒です。

このような「規制」は、おおよそ各省庁の「威光」、簡単にいえば官僚が民間企業に力を見せ付ける行為という側面もあります。しかし、今回のフィルタリング指定については、これまで問題を先送りにし、企業内、もしくは業界内で健全化できなかったためであるともいえます。

そこで、フィルタリングを免れるために、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)という業界団体を立ち上げました。
業界団体だけあって、理事などは言いだしっぺとなったモバゲー、mixiの幹部らが名を連ねる結果となりましたが、とりあえずEMAがSNSなどのサイトを常時監視するという条件で、EMAに「健全」と認定されたサイトはフィルタリングを免れることができました。

理事がフィルタリング審査を受けるべき各企業の幹部なのだから、傍目には茶番に見えませんが、逆を言えば理事を出しているからこそ、小さな不祥事も許されない(起こせば、EMAそのものが解体されるから)という意味では、それなにり責任を負っているとはいえます。

しかし、業界やSNSの運営会社がいくらがんばったところで、利用するユーザーの質があがるわけではありません。

今回の事件に対する擁護を見ても、それは簡単に分かること。

SNS運営会社は、常識のないおバカさんを相手に商売していることを、認識しなければなりません。そのようなおバカさんを取り締まらなければ、サイトの健全化などできるわけでもないわけで。

SNSは、そのビジネスモデルからして、群衆を集めることにより初めて価値が生まれるようになっています。
さまざまな人間がいるのは当たり前で、そこで様々な価値観や考え方があるのもしかるべきだと思います。しかしそれゆえに、未成年に対する配慮というのは十分に行うべきであって、それは有害なコンテンツを未成年ユーザーに見せないようにする、などというシステム上での対応とは別の次元の問題となります。

もし未成年の利用を可能にさせたいなら、「馬鹿は利用させない」くらいの気構えで、非常識なユーザーや社会常識をもちよらないユーザーを徹底的に排除するくらいするべきかもしれません。
しかし、モバゲーの場合、この運営による強制退会がしばしば問題になっていることも事実であり、折り合いが難しい点ではあると思います。

個人的な見解を言わせてもらうなら、未成年のSNS利用は禁止するべきだと思っています。なにしろ、企業がそれに対する具体的な解決策を持ち合わせていません。
自分の子供がモバゲーなどやっていたら、いろんな意味で心配になります。健全と程遠い世界であるのは、女性としてモバゲーに登録すれば、すぐにわかります。やってみてください、男性からのフレンド申請が殺到しますから(笑)。

結局、利用する未成年ユーザー以上に企業が未熟なのだから、健全になんてなりようがない、というのが私の考えであり、そういう意味でもEMAが茶番であるという意見には、うなずかざるをえないわけです。

ユーザーの意識が変わらない限り、もしくは低い意識のユーザーがいる限り、企業がシステムや運営でがんばったところで、健全化なんて夢また夢。
公共の場で集団で女性と性行為を行うことが、悪いことではないと思っているユーザーがいるSNSに、誰が自分の子供を登録させたい、なんて思うんでしょうかね?

こういうのは、常識をわきまえた大人同士で利用するのが一番「健全」だと私は思いますよ。

さて、そのEMAですが、先月に各サイトの認定を行った模様。結果としてmixiやモバゲーを含む24サイトが「健全」と認定されたようです。

へぇ、って感じですね。

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頭が下げられないIT(イット)企業

私が嫌いになったきっかけとなった田尾監督の一件から、いまだ自分の都合によって前言や行いを平気で覆す楽天。

先日このブログでもとりあげた個人情報売買の件が、とうとう読売新聞にまでとりあげられてしまった模様。

それに対し楽天はわざわざメインページ上部に、記事を上梓した読売新聞の記者の個人名まであげて「遺憾の意」を示しました。

「個人情報売買というミスリーディング」と楽天が主張する部分についても、事実モールに参加している企業には個人情報を開示しないとする旨を自ら提示しているのだから、「あんた達が言い出したことだよね?」という意見についてはGIGAZINEの記事や読売の記事が正鵠を射ているとするのが正しい見方のはずです。

というか、わざわざ名指しで批判するような内容の記事ではないと思うのですが…?
読売の記事はこの件に関する問題をよくまとめていると思います。そして事実として、楽天は自ら示した規約に反して個人情報を(売り買いしていた事は別としても)他社に渡していたわけです。
それについて認めているなら、言い訳するよりもまずは、誤解を与えたユーザーに謝罪するのが先だと思うのですが、ハーバード卒の三木谷社長としては一介のニュースブログにすっぱ抜かれたことが気にくわないのか、一向に「事実誤認」などと言って(事実であるにも関わらず)事実を認めない構え。

まして、この「遺憾の意」を示した「個人」の名前も文責者として示すべきなのでしょうが、そういうことをやらないのが、薬事法改正の集団訴訟に加わらない楽天ならでは。及び腰では他の追従を許しません。

さて、そこまで言われているのに、楽天が事実無根だと言い張る根拠は、このページにあるようです。

新顧客情報管理体制(クレジットカード決済)に関する追加措置のご連絡(楽天のサイト内ページ)

ここには、クレジットカード情報を開示すると楽天が認める企業の「水準」が書かれています。

株式公開企業またはそれに準じる会社(*)のうち、個人情報の取り扱いにおける誓約書を提出の上、楽天株式会社の審査の結果、一定の基準を満たしていると判断された店舗についてはCSV形式でのクレジットカード情報のダウンロードを可能にします。
なお、当該店舗に関しては、定期的にクレジットカード情報を含む個人情報の取扱い状況などの店舗運営に関する調査・チェックを行います。実施は9月16日より順次実施することとします。

 *株式公開企業の子会社(100%またはそれに準じる会社)
 または、楽天株式会社において社会的信用力が株式公開企業に劣らないと判断した会社

先に、このように「特例」を提示してあり、あらかじめ利用前にユーザーにも「納得してもらっている」前提で利用してもらっているのだから、なんら問題はないというわけだそうです。

この「特約」は、楽天が「完全」なセキュリティを確立するために必要な期間の間の暫時的な処置だそうで、期限は2006年2月までと書いてあります。が、2月には終わらなかったようで、続いて2006年9月末まで延長されています。

で、今は2009年6月なわけですが。

いつまでセキュリティ構築に時間かけているんでしょうかね?
そういえば以前、三木谷社長は「楽天は営業の会社と思われがちだが、技術の面でも云々」的な発言をかましていたことがありましたが、顧客情報管理システムに3年もかかってる会社って技術的にどうなんですか?
永久βとして細かいバージョンアップを繰り返し、セキュリティホールを埋めていくのは全然結構ですが、どこかのタイミングで先に示した楽天による一元管理システムに移行しなければならなかったはずであり、なし崩し的に今の今まで続けていた、そのだらしなさが結局批判の元凶なんじゃないですかね?

おまけに、サービス料として1件につき10円とっているわけです。

この10円が「システム使用料」なのか「データー価格」なのかは分かりませんが、エンドユーザーにとってはそんな料金の名目なんかどうでもいい話で、自分の個人情報(含むクレジットカード情報)で楽天が収入を得ていた事実に不愉快さを感じているんじゃないんですかね?
実際、これが3年たっても完成しない顧客情報管理システムの維持費などに使われていたとしても、それは楽天内の都合であって、ユーザーからすれば「お金と情報を交換している」という事実に変わりないわけです。
その行為を、世間では経済行為、俗な言葉では「儲け」と言います。
自分が預かりしらないところで、自分の個人情報で信用していた企業が利益を得ていたということなのですから、怒るのも当然です。

さらに輪をかけて各所で指摘されているメアド流出の問題もあり、これについても楽天はいまだ「調査中」とするだけで、ユーザーに納得できる答えを出していません。

これで納得せい、という方がムリじゃないんですかね?

正直、お客さんをナメているとしか思えません。商売する人間の発想ではないわけです(お金儲けする人間の発想というのなら、アリでしょうが)。

というより、先のブログでは私も「さすがにクレジットカード情報は非公開じゃない?」などと言っておりましたが、実際はクレジットカード情報も出していたんですね。さすがに呆れました。

これに対する楽天の言い訳。

 個人情報保護法は、情報の取り扱い事業者は、本人の同意を得ずに第三者に提供してはならないと定めている。楽天では、サイト上にある「個人情報保護方針」の中で、「取引に必要な範囲で、個人データをサービス提供者に提供する」と記載しており、楽天広報室は「問題ない」としている。しかし、05年の公式発表で提供しないことを表明していることなどから、経済産業省情報経済課は「誤解を与えるような情報の取り扱いは避けるべきだ」としている。(読売新聞より)

まあ、先に挙げた楽天サイト内での「特例」の話と同じで、個人情報保護方針内に書いてあるから無問題という態度の様子。
私は楽天を利用したことがないので確認できませんが、おそらく規約に同意する、というところに細々と文章が書いてある中に、上の一文があるのでしょう。
しかし、ユーザーのほとんどはこんな話を知らなかったわけで、ある意味この言い訳は「規約をちゃんと読まないお前らプギャーwwwwww」と言っているようなもので、かえって火に油を注いでいるんじゃないかとしか思えません。

というか、なんでIT企業ってのは、男の子牧場でのCAも含めて、こうも頭を下げることができない会社ばかりなのでしょうか?

だいたい事実誤認というのは、虚報に対して言うことであり、事実に対して使う言葉ではありません。
おそらく「売買」という点について「誤認」であると言いたいのだとは思いますが、ネットユーザーの多くがこの件で怒っているのは、それも含めた「企業としての態度」「個人情報に対する疎かさ」であって、売買という要素はその中に1セグメントにしかすぎません。

そこに固執して「売買していない」などと言い張っても、ユーザーは納得するどころか、かえって別のウィークポイントに集まって楽天という企業を叩くだけです。

さっさと頭をさげて、お詫びと称して一人1万ポイントくらい配れば、ポイントにつられて加入するお客様もいるかもしれず、いくらか評判を回復できたかもしれないものを。
こういうピンチのために内部留保というのはあるわけで、切り抜け方として、よほど金銭的な損はしたくないのか、楽天は一番ダメな選択肢を引いてしまったとしか言いようがありません。

というか、山分けポイントに参加してスパムがくるようになったという意見もたくさん見受けられました。まさか自分の情報が山分けされているとは思わなかったんでしょうね(笑)

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できないなら、最初からやらなければよかった。

またまた、楽天がやってくれたようですね。

ネット界隈ではGIGAZINEのこの記事を発端に、楽天の個人情報取り扱いのあり方について議論されています。

・楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明(GIGAZINE)

まあ、詳しくは当該ページをご覧いただくとして、ここでは私なりの見解というものを、述べてみたいと思います。

まず、楽天は以前、加盟店舗が発端となった大量の個人情報流出事件において、顧客のメールアドレス、クレジットカード情報などの個人情報は、全て楽天が管理し、加盟店には開示しないというシステムにしました。2005年のことです。

・楽天市場の店舗での取引に係る個人情報の流出について【今後の対応策】

要するに、加盟店舗は楽天を通じてでしか、お客様とやりとりができないというよく分からない状況になったわけで、これについても賛否両論がありました。
まあ、その批判のうちほとんどが「楽天(みたいなだらしない会社)の一元管理が不安」というものだった記憶があるのですが(笑)。

そんなこんなで、各ショップにメアドが流れない仕組みとなり、楽天自身はセキュリティ関連の認証やプライバシーマークなどを取得し、安全なネットショッピングができる、という状況になった…と思いきや。

・楽天市場から個人情報がスパム業者に流出か、実名の記載された迷惑メールが楽天でしか使っていないメールアドレスに届き始める(GIGAZINE)

いろいろと悪い噂があるがゆえ、楽天との取引用のメアドを用意したものの、なぜか利用した覚えのないショップから大量のスパムが飛んでくるとのこと。

もちろん、楽天専用のメールアドレスなのだから、楽天の言い分が正しいのなら、楽天本社以外はそのメールアドレスは知らないはず。
にも関わらず、なんと本名入りのDMが、楽天専用のメールアドレスにくるという、あり得ない状況になっているユーザーが多数いるようです。

それがどういうことなのか、とたどっていったら、どうやら一部店舗にはメールアドレスを流していたということが判明したようです。

で、今回のGIGAZINEの記事について、楽天は否定のコメントを発表。
さらにINTERNET Watchが取材したところ、以下のような回答があった模様。(楽天、「個人情報をダウンロード販売」報道を否定)

 「GIGAZINE」の指摘が事実とすれば、その仕組みが機能していないことになるが、楽天はINTERNET Watchの取材に対して、「現在もクレジットカード情報とメールアドレスを店舗に渡していない」と説明する。

 また、楽天が審査をした上で利用者のメールアドレスを提供していること関しては、「個人情報保護方針に沿ったかたちで、正当な理由と判断された場合は提供することもある」とコメント。ただし、楽天が認める「正当な理由」については、機密なので明かせないという。

と、たかだか二段落の間に矛盾が生じる、よく分からない回答を寄せています。
そして、おそらく楽天ユーザーがもっとも気にしているであろう、メールアドレス開示理由については機密なので明かせないという、無責任な回答をしております。

というか。

競争企業ならまだしも、企業がユーザーを相手に情報開示を求められた際、機密という言葉で逃げるのはナシなんじゃないかと思うんですよ。
例えば食品関連の不正や機器のリコールなど、明らかにユーザーが不利益を被る可能性があるにも関わらず、重要な点は「企業秘密」「機密」といって隠されたらどう思います?
ユーザーはお金を払っているんです。そのお金は、たいていの場合自分の時間と体力を変換して「稼いだ」お金であり、通常の金銭感覚の持ち主であれば、少しでも損はしたくないと思うはずです。
にもかかわらず、お金を払わせておいて問題が生じ、不利益を被る可能性がアルにも関わらず、肝心な部分については「秘密」とかあり得ないわけです。
個人情報の場合、食品や機器などのように、不利益が短時間で終わるようなものではなく、ヘタをすればその流出によって長く不利益を受ける可能性すらあるわけです。

そのような重要な事項に対して説明を「機密」といって拒否する。
これは、企業として正しい姿では決してないと思うわけです。
なにしろ、自分のメールアドレスが、見知らぬショップに機密の選考基準で開示される可能性があるわけです。
こんな不気味な話はありませんよね? 楽天の企業としての態度に疑問を感じます。今にはじまったことではないですけどw

さらに、スパムについては、このような回答をしています(引用同記事)

 「GIGAZINE」ではこのほか、楽天市場で購入するためだけに使っているメールアドレスにスパム業者から利用者の実名入りのスパムメールが届いている事例があるとし、楽天に登録した個人情報がスパム業者に流れた可能性を指摘している。この点についてもINTERNET Watchで楽天に問い合わせたところ、「適宜社内で調査している状況」との回答だった。

簡単に言えば「把握していない」ということですね。
このスパム問題、かねがね言われていたことであって、今時点でも調査中というのはおかしな話です。

さて、楽天のニュースリリースでは、情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC27001」を取得したとことが誇らしげに書かれています。

かつて楽天に勤めていた友人の話では、この規格のせいかはしりませんが、机の上にモノ(特に書類)は置いちゃだめ、置く場合は他人の目に触れないようにシールを貼らないとダメ、会社帰る時は引き出しの鍵を閉めないとダメ、PCの電源は落とさないとダメ。もし鍵を忘れたり電源を落とし忘れたりすると、部署ごとにペナルティが累積し、規定のペナルティ数に達すると何らかの罰を受けるんだそうで(その罰が何かは知りませんが)、まあ、だいぶ徹底しているようです(あくまで伝聞なのですが)。

というか、そこまで徹底しているにも関わらず、このようなスパムが飛んでくるような状況になるというのは大変おかしい話なわけで、仮にこれらのセキュリティが徹底されていたとしたなら、うっかり情報が流出したということにはなりえません。
そうなると、楽天が意図的に「提供」している可能性があると考えて差し支えないかもしれません。
また、この規格を取得したのは楽天自身であって、参加している店舗にまでセキュリティが徹底されているわけではないのも重要です。
楽天の言い分を信じて「調査中(=把握できない)」というのなら、社外の事まではコントロールできていないということであって、これまた楽天のセキュリティ能力に不安を感じさせる話になってしまいます。

そして楽天自身は、メールアドレスの提供そのものは否定していません。先にも述べたように、またGIGAZINEの記事にもあるように、何らかの基準に達していれば、楽天からメールアドレスを得ることが可能となるわけです。

今回、GIGAZINEが指摘したCSVについてですが、これはあくまでも商品の発送をやりやすくするためのシステムです。
当たり前ですが、商品の発送を行うのだから、各店舗はお客様の住所や氏名は分かっているわけですし。
また、2chあたりで騒がれていたクレジットカード番号等は、GIGAZINEにあがっているサンプルファイルの通り、各店舗にDLされる時点ですでに非表示になっていると思われます。なにより、GIGAZINE自身も楽天が各店舗にクレジット情報を流出しているとは一言も書いていません(ミスリードを誘いそうな箇所はありますが)。

デジタルマガジンでは、GIGAZINEのエントリーを飛ばし記事として全力で批難していますが、こちらも少し勇み足かもしれません。

デジタルマガジンの記事も、感情的な点を除けばおおむね正しいと思うのですが、ただ一点、最後の段落のここが気になります。

クレジット情報は(非表示)となっています。メールアドレスについては別問題です。そもそもGIGAZINEが問題にしているのは「楽天が個人情報を10円でDL販売している」ことであり、関係のない話です。矛盾しているから許せないという方はご自分でそのことを楽天側にお問い合わせ下さい。

いや、ここが最大の問題点ではないのかな?

デジタルマガジンが指摘する「そもそもGIGAZINEが問題にしているのは「楽天が個人情報を10円でDL販売している」ことであり、関係のない話です。」とは、この箇所だと思うのですが…

これによって「運送業者への伝票や納品書の処理、プレゼントの一括代行発送時の発送先リスト、宛名ラベル印刷など」が可能になるわけですが、なんとこの機能は有料となっており、100件までが1000円、100件を超える場合は1件につき10円となっています。つまり、1件10円で個人情報を売っているわけです。

10円で販売というのは利用料金を揶揄した言い方であり、あくまでレトリック上の表現なので(下品と思う人もいるかもしれませんが)それほど問題はないわけです。
そもそも、デジタルマガジンの記者の方も、GIGAZINEの記事でクレジット情報を流出していると書いていないことは理解しているようですし。

となると、争点はやはり「一元管理すると言ってるのに小売りにメアド開示してたとは何事?」ということに集束されるのではないかと思います。

自ら課した個人情報保護規約を、いかなる理由でも守るのが情報産業企業のとるべき態度であって、楽天は一度、ユーザーに対して自社が一元管理し、各店舗には開示しないと表明しているのです。

にもかかわらず、規定が明かせない基準によって特定(もしくは不特定)のショップにユーザーのメールアドレスを教えてしまうというのは、企業の信用問題に関わることなのではないでしょうか?
しかも、それがスパムまがい…いや、スパムそのもののDMの嵐を呼び込む事になるとなれば、ユーザーのヘイトが楽天に乗るのも仕方のないこと。

これが、楽天で一元管理する、などと言わなければこのような問題にならなかったはずですし、不特定の店舗からメールが届くような事態にならなければ、これほど騒がれることもなかったはずです。

私も楽天ブログを開設しましたが、さすがに店舗から直接メールがくることはなくとも、【楽天ブログ】【楽天アフェリエイト】というメールが日に1~3回ほどきます。
この鬱陶しいメルマガは、楽天ブログを閉鎖しない限り受けないといけないらしく、さっさとストームコーザーを引っ越したい気分でいっぱいなわけですが…。
また、なぜか楽天ブログを開設した時にメールアドレスがオープンになってしまい、そのせいか毎日のように大量のバイアグラと男性器肥大機器のスパムが届くようになってしまいました。
これについては、私が設定を間違えたせいかもしれないのでなんとも言えませんが、それにしても楽天ブログはエロコメといいスパムといい、ほんとどうしようもないブログです。開設すると不愉快になるので、お勧めできません。

また、友人もコミケ用のコスプレ衣装を楽天市場で購入したところ、食品店などから大量のメールが届くようになったとか。なぜKanonの香里のコス衣装を買ったらステーキ肉のメールがくるんだとその友人はフシギがっていましたが(ちなみに♂です)、その肉のDMを送ってきた業者が、楽天の機密の基準に達していて友人のメールアドレスを得ていたなら、なんらフシギはないということなんでしょうかね?

ともあれ、楽天=スパムという企業イメージが固定化しつつあるのは事実。
そこにきて、このすっぱ抜きとなれば、楽天としてはさらなる対応を迫られることになるでしょう(というか、対策してくれないと困るユーザーがたくさんいるわけで)。

ぶっちゃけ、こんな事態になるくらいなら、最初から一元管理なんかしないほうが良かったと思うのですけどね。そっちの方が、取引としては自然なわけですし。
楽天が管理しても小売りが管理しても、出先は違えど結局スパムがくるなら、ユーザーとしては何にも変わることはないのですから。それに、結局メールアドレスを店舗に渡す(販売?)くらいなら、格好付けて一元管理など表明すべきじゃなかった。
それを言わなければ、今回のGIGAZINEの記事はデジタルマガジンが言うように「完全に飛ばし記事」となったはずです。
しかし、何度も言ってますが自分たちで決めた取り組みを自分たちで破るという、企業信用に関わることをやってしまったのでは「事実無根」と言っても信じる人の方が少ないんじゃないんですかね?
相変わらずですが、楽天はツメが甘すぎます。

ところで、前回のマスクの件から引き続き、楽天を貶めるニュースが流れたわけですが、陰謀説が好きな諸兄の中には、厚生官僚陰謀説を唱える人が多数いるようです。
私的には、これはないなと思っています。
行政訴訟の原告団にも加わっていない楽天を叩く理由は全くない上、仮にそうであったら、面倒な訴訟を一つ増やすだけです。いくら特権意識にまみれた官僚でも、そんなくだらないことに関して頑張るヒマはないはずです。
どちらかというと、楽天に対する出店者のロイヤリティの問題で、このような「内乱」が発生する背景には、楽天の小売店に対する態度に問題があったんじゃないのかな、とも思えます。

なにせ、今回のCSVダウンロードにしても、いちいち利用料を取るくらいです。そのような小銭を絞るようなやり方に不満を持つ出店者も多くいたようですし。
そういう意味で、「1件10円でダウンロード」と言う言い方は、楽天のやり方を強烈に皮肉っているという意味で、実に味わい深いタイトルだな、とか思ったり思わなかったりw

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パンデミックさえ儲けの種にするIT企業

TBSのサイトに、このようなニュースが出ていました。

楽天、加盟店に「マスク買い集め」奨励

普段は「TBS? ご立派ですね」とか言ってるくせに、と思われるかもしれませんが、ちょっと事実だったら私的に看過できない話だったので、引用させてもらいます。

ニュースタイトルを見れば分かるように、どうやら楽天が、またやったようです。
とはいえ、楽天とは敵対関係にあったTBSのニュースですので、いちおう、話半分ということにしておきましょう。
というか、これが本当だったら楽天は国のなんらかの査察受けないといけないんじゃないですかね?

楽天が、加盟店にこんな内容のメールを送っていた模様。

 「ここ何日かでマスクを売っている店舗様は、なんと日商1000万円以上売れているそうです。日商5000円以下の店舗様が600万円以上売ったとか。そんな店舗様がゴロゴロ、すごいですね」(メールの文面)

ここまでは、マスクの超過需要のおかげで、売上げがあがったと言う内容なので、さほど問題ではありません。

問題は次です。

 「既に完売してらっしゃいます! すごい勢いで売れていますね! 650円で仕入れたマスクが2万ちょいで売れているらしいですよ」(楽天から届いたメールの文面)

電子モール事業者が加盟店に対して転売を(遠回しに)勧めるという、恐るべき内容。
しかも仕入れ値650円のマスクを2万で売るという鬼畜ぶり!

さらには、

 「昨日、600万売った店舗さんもレディースファッションの店舗様です! カテゴリーなんて関係ありません! 配送は20日先になっても構いませんので、とりあえず注文をとって、売りましょう、商売はタイミングとスピードです!」(楽天から届いたメールの文面)

とまぁ、スピードが命と言っておきながら配送は20日後でもいいという、なんとも商売モラルに欠けた事をのたまってしまったようです。
というか、20日といえば月の半分以上であり、また週に直して3週です。
注文する患者としては、一刻も早くマスクを手に入れた一心で、市場価格よりも高い値段(2万円!)支払って買おうとしているのに、「20日後でもいい」とか、こいつらの血の色は何色なんでしょうね? (もっとも、このメールが事実だったらの話ですが)

確かに、商機を見るのは商人として当然であります。
商売は慈善事業ではないのだし、高く売りつけられる時に相場を見て売るのは、なにも責められる話ではないはずです。

しかし、人間はカネでばかり生きているわけではありません。
情もありますし、憐憫の気持ちもあります。
こういうえげつない行為が、企業の信用を傷つけると、なぜ想像できないのでしょうか?

特に新型インフルエンザが蔓延の兆しを見せている関西などでは、深刻なマスク不足に陥っているとか。
私個人としては、新型インフルエンザについてちょっと騒ぎすぎじゃないかと思うし、確かに免疫がないぶん、感染する確率は非常に高いと思いますが、的確な治療を受ければ死ぬことはまずないわけですし、さほど脅威があるとは思いません。
私のような派遣労働者、つまり時給で働いている人間が罹患によって労働機会を失い経済的な損失を被るほうが大きいのではないかと思います。
なにより、インフルエンザでしんどい思いをしたい人なんか一人もいないわけです。

そういう心情につけこみ、加盟店に高値販売の成功談をメールに載せてみたり、すぐに配送できないのを承知で注文を取れなどという発想が出る自体、人間としてなにか間違っているような気がします。
ヤフーの転売厨とどこが変わるのでしょうか?

ちなみに、値をつりあげろ、注文を取れというのは、なにも加盟店を儲けさせたいという気持ちで言ってるわけではなく、売上げのうち何%かが楽天のマージン=楽天の売上げになるから言ってるってことです。
要するに、自分らの金儲けのため、加盟店にこのような不道徳な商売を推奨しているとも言えます。
最終的には「加盟店がやったこと」で逃げるつもりだったのかもしれませんが、そうは問屋が卸さなかった模様。
商売人が誰でも自分たちと同じ守銭奴だと見誤った結果ですかね。

なお、ここまでの批判は、冒頭でも述べたように、このメールが真実であったら、という前提によるものです。
TBSによるねつ造だったら、私はTBSにまんまと乗せられていただけ、ということになります。

このページの最後に、楽天広報に対する質問が載せられています。

楽天の広報室は、JNNの取材に対して、「地域によるマスクの偏りを是正するのが私たちの目的。ネット上で買えば、店で並ぶより感染拡大を防止することもできる」とした上で、その表現についても、「文面が過激だとすれば、相手がプロの加盟店だからで、特に問題はないと考えている」と話しています。

え? 否定していない?
ということは、このメールは事実だったってことですよね?

…。

というか、「地域によるマスクの偏りを是正するのが私たちの目的。ネット上で買えば、店で並ぶより感染拡大を防止することもできる」っていう詭弁は、薬事法改正反対とつなげて言ってるんでしょうかね?

それにしても、さも「ネット販売なら感染拡大を防止」などと正義ぶったことを言ってますが、値段をつり上げて成功した例などをメーリングリストに載せちゃって、そんなことを言われてもなぁ、と思うわけで。

というか、こういうネット販売業者の態度が厚生労働省が薬事法改正を考え始めたきっかけになったって、なぜ思えないんでしょうかね?

昨日行政訴訟を起こしたケンコーコムに対しても、これは向かい風になるかもしれませんね。愚かな味方は最強の敵とは、よく言ったもんですな。

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あの署名はなんだったの?

例の薬事法改正に対し、ケンコーコムが厚生労働省に対し行政訴訟を起こした模様です。

まあ、健康食品や薬品の通販を主業務とするケンコーコムとしては、さすがに看過できない問題だったのか、訴訟に踏み切った模様です。
また、この訴訟には同様に健康食品や薬品の通販を行うウェルネットも原告団に参加した模様です。

二社にとっては、会社存続をかけた大きな問題ですし、ここで覆さないと今後廃業や業務転換も余儀なくされる可能性もあるとあって、だいぶ真剣です。

個人的には薬事法の改正には賛成ですし、薬品のネット販売に対しても問題があると考えております。

しかし、二社にはちょっと頑張ってほしいという気がしなくもありません。

というのも、一類はまだしも、二類はちょっとやりすぎかな、と最近思うようになったからです。

二類に栄養剤や生薬中心の便秘薬などもあり、おおよそ副作用の可能性が極めて低いようなものも含まれているからです。
ただし、全ての二類が安全である、と言い切れるかというとそれも疑問なので、この際、この問題を突き詰めて、薬品の分類をし直すべきじゃないのかな、とも思ったわけです。
つまり、二類に分類されながらも、これまで重大な副作用が認められなかったものは三類に編入して通販を許可するなど、柔軟な対応はあっても良いのではないかと。

ただし、一類などの薬品に関して通販は認めてはいけないという考えは、変えません。

さらに言うなら、この通販禁止は、無責任な薬品通販業者や無認可、もしくは薬剤師がいないにも関わらず営利目的で薬品を販売する業者が後を絶たなかったという問題から発生したものであり、そういう意味ではケンコーコムなどの「マジメ」な健康薬品業者は、とばっちりを受けたとも言えるかもしれません。

しかし、今回の訴訟の件での目玉は、私的にはココだと思います。

 医薬品の規制に対して,これまでケンコーコムは日本オンラインドラッグ協会や楽天,ヤフー!とともに反対を表明してきた。ただし今回の訴訟は,「当事者の権利の確認の訴訟であり,NPOである日本オンラインドラッグ協会は原告になれない。また楽天,ヤフー!は電子モール事業者であり,薬品販売事業者そのものではないため参加していない」(ケンコーコム 後藤氏)としている。

あれだけ署名署名騒いで怪気炎を吐いていた楽天が、今回の訴訟に参加していないだと!?

これはなんでしょうか? 屋根にあげてはしごを外すということですか?

電子モール事業者であり、薬品販売事業者ではないから参加してないということですが、しかしモール事業者も薬品販売に関して言えば受益者なわけですし、楽天が出店している薬品通販業者からマージンを受け取っていないならわかりますが、売上げの何割かはショバ代として貰っている以上、訴訟に参加できる「権利」はあったんじゃないんですかね?

なにしろ、薬品販売の利益が欲しくて署名を募り、あまつさえ(~ブログ主による自粛~)までやったというのに、ここにきて腰が引けたっていうのは、署名に参加した人に対して失礼なんじゃないんですかね? どうなんですか? 楽天さん?

というか、私も結局いろんな事情で署名させられたんだから、しっかりやってくださいよ、マジで。おかしなところで日和ってないで、主張最後まで通してください。ホント。

それとも「国家による通販規制に対し反対を表明したのであって、薬事法改正に対して反対を表明したのではない」とかおもしろロジックを披露するつもりでしょうか? それとも今回の改正は官僚が国策で決めたことだから、訴訟しても変わらないと思って、訴訟費用ケチったんですかね?

部外者がいろいろ憶測を飛ばすのもアレなのでこのへんでヤメておきますが、なんつーか、ねぇ。

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男の子牧場、閉園(笑)

先週末からネット界を騒がしてきた、サイバーエージェントの婚活サイト「男の子牧場」。

週明け第一営業日にして、あっさり閉園となったようです。

退会するのを忘れた私のケータイに、今晩こんなメールが届いていました。

『男の子牧場』運営事務局よりお知らせです。
日頃サービスをご利用くださいまして誠にありがとうございます。
このたび、サービス見直しの為に2009年5月19日をもってサービス停止する事となりました。
ご利用中のお客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

なお、ご登録時にお預かりした情報は全て責任を持って破棄させていただきます。

サービスへのご意見・ご希望等ございましたら、下記アドレスまでご連絡いただければ幸いです。

19日とはだいぶ忙しい話して、本日通達して、明日停止。

うーん…。

これでサイバーエージェントが反省したかと思えば、例の社長ブログは相変わらずのオレサマ賞賛コメントまみれですし、今回の件について一応窓口となっていた広報担当ブログの方も、コメントの受付はされますが反映されない状態となっています(後述)。

まあ、ようするにスルーもしくはコメント非表示にすることで類焼を不正だという、なんともジャパニーズIT(イット)な方策で乗り切ろうとしているようです。
そんなんでいいんですかね?
IT企業としては、しのぎ方が大変稚拙なカンジがしなくもありません。

さて、サービス停止連絡の直前に、牧場参加者からお友達登録の申請がありました。
どうやら、私がでっちあげた「渋谷の社長」がほしいとのこと(笑)。OKしたら、さっくりと渋谷の社長がコピーされていました。

こんなカンジで、まさしく無防備マンっぷりたっぷりに、一度記載されたプロフィールはいとも簡単に友達から友達の手へとリレーされていくことになります。
パーマンのコピーロボットの鼻が赤かったように、コピーされた家畜(男性プロフィール)には(コピー)という文言が入ります。
で、このコピーは友達の友達にもコピーされることになり、ほぼ無限に情報が拡散していくことになるようです。
つまり、一度男性のプロフィールが登録されれば、(コピー)というカタチでSNS内に広まっていくわけで、前回のエントリーにも書きましたが、本人承諾といっても女性の自己申請のみというザルも甚だしい「認証(笑)」で、もしかしたらクリティカルな情報が牧場内に広まってしまう可能性すらあったわけですよね。

このコピーというのは、腐ってもITなサイバーエージェントなことなので、おそらく大本の「原本」を消去すれば、全て消えるとは思います。

渋谷の社長で試してみました。

男の子管理というところから、家畜の情報は削除します。

すると…友達のところにコピーされた「渋谷の社長(コピー)」は、なんと残されたままです!

えええええええええ!

これ、もし問題のある情報だった場合、運営は一つ一つ消していかないといけないんですかね?
まあ、DBの方をいじって処理はできるのでしょうが(多分)、この方法だと、例えば女性が出してはいけない情報を載せてしまったと気づき、情報を修正したとしても、一度コピーされてしまった情報は修正されずに広がっていく可能性があったということですよね?
普通、こういうのってリレーションさせるもんじゃないのでしょうか? 私はシステムにうといのでわかりませんが、あまりクレーバーなDB設計じゃないと思いますけど。

サイトコンセプトも狂ってますが、このへんの技術力のなさというか、IT企業のくせに技術に対していい加減な認識を持ってるようなところも、なんだかなーってカンジがします。

なにかしらの思想があって、このような仕様にしたのかもしれませんが、しかし無限に個人情報がSNS内を徘徊するという(しかも本人のあずかり知らないところで)危険な状態になると、誰も想像できなかったのでしょうか?

あまりにもお粗末すぎます。

お粗末といえば、この問題に対するサイバーエージェントの対応もひどすぎます。

例の広報ブログでも、男の子牧場サービス停止に関するアナウンスがありますが、なんとコメントは非表示です。ついでにエントリー内の文章も、メールに書かれていた文言と全く一緒です。なんという手抜き省力化でしょうか?
コメントも、一応は書くことはできるのですが、ブログには反映されません。
こんな方法で炎上を防いでいるつもりなのかもしれませんが、他所で悪口が増える原因にしかならないわけで、コーポレートイメージを守ってるつもりで(口汚い罵り文句を)表示しないようにしてるとは思いますが、はっきりいって逆効果。

というか、ネットユーザーをナメてるとしか思えない態度です。
上場IT企業だからって、一般のITユーザーを見下しているんでしょうか?

そういえば、先のエントリーに書かれたコメントについても、とても真摯な対応とは思えない感じではありましたし、やり過ごしたいという気持ちばかりが先行していて、憤激したユーザーをなだめる努力をしているようには到底思えません。

まあ、客商売やる資格なしということですね。

今回の騒動で分かったことは、サイバーエージェントという会社の顧客観であり、またブログを通して最先端を走るカリスマ経営者の姿をアピールしてきた藤田社長が、実は自分のエントリーを賞賛するコメントばかり並べる、ただのブログオナニー野郎だったということと、そして同社の危機管理と危機意識の低さ、ということでしょうか。

なんにせよ、この会社にはなるべく関わらないようにしたほうがよさそうです。

さて。

今回の件で気になったのは、名だたる大手IT企業がサイバーエージェントを非難しなかったことです。

特に、サイバーエージェントの大株主である楽天とUSENは、今回の件について株主として何も言うことはないんでしょうかね?
もちろん、言うこととは、サイバーエージェントに対して、です。
言うことないというなら、それはそれで問題じゃないかなと。

IT企業なんて、特に大手は業務提携やら役員派遣やらで全部つながってるようなものだし、業界の団体として自浄を促せないなら、腐る一方じゃないかなー。

というか、ITとかいいつつ昭和テイスト丸出しのこの業界、なんとかならんのですかね?

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潜入!男の子牧場!

名称やサイトコンセプトをめぐって、サイバーエージェントの「男の子牧場」が物議を醸し出しております。

2chやブログ界ばかりではなく、msn産経などでも取り上げられる始末。

この騒ぎをサイバーエージェントはどう治めるのか、注目していましたが、社長の藤田氏のブログはこんな有様で、昨晩非難コメントが集中していた広報担当のブログもこんなカンジ

社長のブログの方は、相変わらず都合のいいコメントばかりが掲載されています。

要するにガン無視!?

まあ、サイバーエージェントにしてみればイナゴに集られたwくらいにしか思ってないってことでしょうな。まともに非難も受け止められないアホ企業だということが判明です。というか、広告業のくせに、お客様を大切にできない企業ってすごいですね。取引している会社さんは、即刻サイバーエージェントとの関係を断ち切ったほうがいいです。ついでに営業がきたら門前払いしてやってください。

その営業さんは、女だったら「男の子牧場」という名称と今回のコンセプトになんら疑問をもたなかった社会感覚が欠けた女性の可能性がありますし、男性の場合、男のくせに家畜扱いをされても平気なド変態の可能性があります。
こんな奇天烈な人格の人間とわざわざ取引をしようなんて危険すぎます。リスクヘッジの観点からみても、一言も言葉を交わさず門前払いが正解な気がしますね!

ユーザーの意見をまともに聞けない会社と付き合うということは、御社の品格も疑われることになりかねませんからね!

芸能人も、アメブロでブログをやってる方はさっさと引き上げたほうがいいですね。というか、いい加減サイバーエージェントの広告塔に利用されてるだけだってことに気づいてほしいものです。

そのうち祭りが終わるとでも思ってスルーの構えなんでしょう。まあ、大人の対応とも言えなくはありませんが、今回の男の子牧場の件と、事後対応は今後サイバーエージェントという会社が存続するまで語り継がれるのは間違いなし。

というか、私なんて今回の件を記録するために今ブログ書いているようなものですし(笑)。

まあ、そんなわけで、今回の件で、サイバーエージェントは楽天をぶち抜き、私のIT企業ヘイトリストのトップに躍り出ましたよ!

しかし、外野から批判していても面白くないので、せっかくですから牧場に潜入することにしました。

さっそくアクセス。ドメインがotoboku.jpなのですが、これ、「おとぼく(処女はお姉さまに恋してる)」ファン的には怒っていいところなんですかね?w
というか、ドメインを取得するときに「おとぼく」でググらなかったんですかね? IT企業的にはこれどうなでしょ? 意識低すぎますよね?

で、潜入。
最初にパーソナルデーターを入力するのですが、こんなのもちろん適当です。
女性のみしか入れないので、性別の欄は「女性」しかありません。なんのためにあるんですかね、このチェック項目。
ついでに、職業を選択するところがあるのですが、なんと専業主婦があります。
サイバーエージェントは男の子牧場を通じて不倫でも推奨するつもりなのでしょうか? と思ったのですが、これはお見合いオバサンみたいなポジションなんだろうなと解釈しておきましょう。
しかし、自分の妻が「男の子牧場」なんかに登録されたら、旦那様はどんな気持ちになるのでしょうね? 知り合いの男性を紹介するだけ、とか言われても、なんとなく納得しかねるものがあるのではないでしょうか?

というか、このSNSって紹介制じゃないの? と、いろいろ疑問を持ちつつ、とりあえず入会。

なお、このSNS内では、「ミルク」という仮想通貨を使用して、コンテンツやらなんやらを購入するようです。
このミルクの入手方法ですが、よくわかりません。会員登録時に100ミルクもらえるみたいですが、それ以後は、おそらくスポンサーサイトに登録で何ミルクみたいな、モバゲー方式なんじゃないかと思います。

このミルクが、男の子牧場のビジネスモデルの基幹なんでしょうね。
このミルクが具体的にどのような用途に使われるのかは今の時点では全然わかりませんが、より牧場を活用するためには、スポンサーサイトに登録させてミルクを稼がせて…というカタチになるんでしょう。
これは、逆を言えば「男の子牧場」に登録する婚活女子こそサイバーエージェントの牧畜ってことなんですね、おそらく。

というか、結局これって、サイバーエージェントは婚活になんも関与しないってことですよね?
サイトのキモとなる男性のプロフィールはユーザーに用意させ、婚活相談やら日記やらもユーザー任せ。一応、不正ユーザーの取り締まりや不正な個人情報の削除はやるようですが、これもヘタするとどっかのサイト運営会社に丸投げな可能性もあります。

ようするにサイバーエージェントは極力労力を減らし、婚活というエサで結婚願望のある女性を集め、広告収入を儲けようという腹つもりなんですかね?
つか、コンテンツを用意しないでお金儲けするってスゴイ発想ですね。イマドキ、そんなものが通用すると思ってるところがハンパない。こんなことをやってるから、日本のIT企業はいつになってもダメダメなんだよな、と思わせてくれる情けなさです。

で、問題の牧場画面。

最初に、分布図のX軸とY軸の項目を決めさせられます。ここ、フリーワードなのは面白いと思うのですが、果たして登録用語の監視などはしっかり行っているのか?

実験的な意味も含め「美形」「キモ」「金持ち」「底辺」と、少々アレ気味な言葉を記入していました。

余裕で登録OK!
いいのかおいィ?

私の牧場はX軸に「金持ち」と「底辺」、Y軸に「美形」と「キモ」を据えた、男を顔と財力でしか見ていないスイーツ(笑)女っぷり丸出しな牧場となりました。

つうか、自分の知らないところで、顔もしらない女に「キモ」「底辺」と評価されかねないこのシステム、やはり問題あるんじゃないかというか、男性蔑視も甚だしい。最低ですね、これ。
もしかしたら、もっと下品で侮蔑的な言葉も入力可能かもしれません。

そして、いよいよ「男の子登録」。牧場に牧畜を入れる時がきました。
リアル男友達を入力するわけにはいかないので、ここは「渋谷の社長」を登録してみましょう。

まず最初に、登録する男性に許可を取ったか? という確認の選択肢がでます。

…え? 本人確認ってもしかしたらこれだけですか!?

「はい」を選んでみます。

メールフォームが起動しました。

ええと…、このオペレーションの中のどこに、男性本人に承諾を得たかどうかを確認する要素があったのでしょうか?

広報担当女史のブログでは、「男性プロフィールの登録については、承諾なき登録を利用規約で禁止しており」とありますが、承諾なき登録」かどうかはあくまで女性の自己申告のみという、セキュリティ感覚皆無の事実が判明。

例えば、登録する男性にメールを送信し、本人が掲載許可の意図を示す等をしない限り掲載が許可されない、とかなら「承諾なき登録はさせない」と分かりますが、口ばかりでなんもやってないに等しいこのシステムは、上場IT企業としてはちょっとお粗末なんじゃないでしょうか?

さて、続き。
承諾で「はい」を選ぶと、メールフォームが起動します。
サブジェクトに男の子のニックネーム、本文に紹介文を書く模様。ちなみに写真も添付できます。

サブジェクト欄に「渋谷の社長」と書き、本文に「早く過ちに気づいてください」と書いてみます。画像がないと寂しいので、ケータイの中に入っていたFalloutのVault boyの画像を添付。送信してみます。

牧場に戻って確認すると、瞬時に先ほどメールで送った情報が転送されています。
仕上げに、牧場制作時に設定したXY軸の要素のパーセントを記入すれば終了。もちろん金持ち100%、キモ100%にします。

そうするとすぐさま。牧場内に「男の子」が現れます。
もちろん、この短い間に何らかの審査を受けた形跡なんかありません。

ということは、無断データーを監視するシステムもなく、あくまで女性の良心とやらに任せてるだけってことですか? これ??

それって危険すぎませんか?w

サイバーエージェントの言葉を信用し、実際にサイト内パトロールをやっているとしたとしても、パトロールに発見されるまでの間、無許可のプロフィールが掲載され続けられることになります。

その間に流出してしまった個人情報については、サイバーエージェントはどう責任をとるつもりなんでしょう? 無断掲載した女性が悪いとわめき倒すつもりでいるんでしょうかね?

最悪のケースは不正な無断個人情報が全く削除されなかった場合。
そもそも削除の基準すら示していないのに、発見次第削除するというほうがおかしなわけで、しかも運用間もないということもあり、パトロールをしっかりやってくれるのかどうかの信頼性もありませんしね。

…とまぁ、正直情報のセキュリティ性にはまったく信用できないサイトと分かりました。
私以外にも、多数のスネークが牧場内に潜入している模様。もしかしたら彼らの人数も形状して「男の子牧場は初回入会○○万人で大成功でした!」とかIRで発表しちゃうんでしょうかね?

なにしろ、男の子牧場についても、わざわざオープンをIR情報で流してしまっているくらいですしね。おかげで株価が下がるとはさすがに思ってはいなかったでしょうが(笑)

そういえば、某IT企業も、あるサービスを始める際に、全社員に対し「新規会員10人獲得してこい」という厳命を下したことがあるようです。そのつきあいで私は○○で○○○をやることになったのですが、まあ、日本のIT企業ってこんな昭和テイストの会社が多いですね。
しかし、新サービスが「成功」とするには、初回入会数が多いほど良いわけで、そのために上記の某IT企業も必死になって社員の尻を叩き新規会員を増やそうとしたわけですな。

そういう意味で、私を含む牧場に潜入したスネークたちも、かえってサイバーエージェントの商売の手助けをしてしまったようなものかもしれません。
だって、事情を知らない株主や投資家相手に「弊社の不手際で抗議の入会が増えた結果、このような初回会員数になりました」とかわざわざ説明するはずないですもんねw

本当にそういう考えでいたなら、広告成功してよかったですね、さすが広告代理店ですね、と皮肉の一つも飛ばしてやりたい気持ちになります。
さすがに穿ちすぎだと思いますが、社長ブログや広報ブログでの対応を見ていると、新しいヘイトマーケティングとやらに乗っかってしまったんではないかという疑念さえ覚えます。

まあ、なんにしても手が汚いですよね。
わざわざ自分たちで社名を貶めることはないでしょ、と思うんですが、どうやら上場IT企業の人達と私たち一般人ではなにか感覚が違うようです。
お金のためなら平然と他者が嫌悪感を示すようなマネでもやってのけるというのは、デジタル世代(古)ならではの発想なんですかね。

私も多分同じ世代だとは思いますが、常識的な凡人なので、彼らの考えは分かりませんし、相変わらず憤りを感じざるを得ません。

ああ、もちろん、明日には男の子牧場は退会しますよ(笑)。

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うわぁ…。藤田社長キモーい…。

昨日に引き続き、男の子牧場の話。

人間牧場という、SF的ガジェットをそのまま現実のものとした、男子家畜化サイト「男の子牧場」は、私が感じたと同じく、多くの男性、また良識的な女性の「キモい」という気持ちを反映してか、主に2ch方面で大変な話題になっています。

特に、SNSに直接参加していない男性の個人情報を「共有」するという、男性の人権を踏みにじった狂ったコンセプトに、多くの嫌悪感とサイバーエージェントへの憤激がおさえられない常識人の皆様がたくさんいたようです。

さて。

サイバーエージェントの藤田社長といえば、社長ブログのさきがけとして有名ですが、その彼のブログをのぞいてみたところ、彼の誕生日を祝うコメントばかりで、「男の子牧場」への非難がまったく書かれていません。

イナゴがたかっているだろうと思っていた私は、逆の意味でガッカリしましたが、しかしこれだけ話題と非難に晒されている「男の子牧場」について、サイバーエージェントのトップである彼のブログに非難が飛ばないわけがない。

となると、このコメント欄は、藤田社長に「都合がいい」コメントのみを表示しているという、なんともお手盛りなものだってことですよね。

なんつーかねぇ…。

藤田氏て、いちおうIT企業の社長なわけでしょ?

なのに、こんな、自分都合なコメントだけを載っけているブログをやるってさ、ブログってものの存在そのものを根本的に否定してるよね?

ただ、自分の日常や考えを垂れ流したいだけなら、なにもブログじゃなくて、普通のWebページで十分なわけで、トラックバックや意見の双方向性を保てないなら、ブログという「技術」を使う必要なんてないでしょ?

ようするに、IT業界人でありながら、ITの根本を否定しているような行為としかいえない。こんなんでも、IT企業の社長ってできるんですね? 日本じゃ技術者が軽んじられるわけだよな。しかも、自分賞賛のコメばかり飾り付けて悦に入ってるようじゃ、経団連に救ってる老害経済人と全く一緒。これで若手社長とか言われても鼻で笑ってしまいますね。

というか、以前読んでいた時には、非難も受け入れる度量を見せつけるブログだったような記憶があります。
当時から実はこういう仕組みだったのかもしれないけど、数年前までの渋谷で働く社長のブログはおもしろかった。
今は藤田氏信者の礼賛のコメばかりになって、新興宗教もどきっていうか、そういうキモさを感じたので読まなくなったんだけど、それがとうとう猖獗したってことなんですかね。

というか、これが、日本のトップIT企業の社長の行いなんですよ。

ITの先端を走っていなければいけない人にも関わらず、個人のサイトでわざわざITの限界を示して、自分の都合がいいようにしか使えないんじゃ、はっきりいって終わってるとしか言いようがないですね。IT企業なんてヤメちまえ。

最近アメブロで復活したホリエモンのブログ、ちょっと意見の相違があり、辛辣な意見を書いたことがありましたが、ちゃんと掲載されていましたね。

というか、どういうわけか苦情はこちらの社員ブログが受け付けてるみたいです。

そのブログでの言い分は、以下の通り。

「男の子牧場」という名称は、昨今話題になっている「草食男子」というキーワードから連想し、女性がイメージしやすいようにという意図でつけられました。

社内の男性社員へのリサーチを経て、問題ないという判断の下開始いたしましたが、皆様から頂いたご意見を運営事業部にも報告し、今後のネーミング変更も視野にいれ、検討したいと思います。

また、男性プロフィールの登録については、承諾なき登録を利用規約で禁止しており、明らかに承諾を得ていないと判断できる写真や誹謗中傷等のコメントなどについてはサイト内監視を行い削除対応を行ってまいります。

社内の男性社員のリサーチを経てって、サイバーエージェントの男性社員ってマゾばっかりなんですかね? 牧畜扱いされて怒らなかったってことなんでしょうか? それとも商売になるならいくらでも頭を下げるタイプなのか。
なんにせよ、このようなネーミングで世間の反感を買うことを想定できなかったバカばっかってことなのはガチのようです。

気になるのは、一番下の段落の部分です。
承諾の有無などは、どのように判別するのか、また判別材料をどうするのか、なにより、その判断基準を明確にしなければ世間のコンセンサスは取れないと思うのですが。

まあ、はっきりいってビジネスとして失敗してると思います。
最初の話題作りとしてショッキングなネーミングとコンセプトを示したのかもしれませんが、いまさらネーミング変更やシステムを変更したところで、「男の子牧場」という負のインパクトがマックスなサイトに、どれだけの人がどれほど信用を置くのか。

単純にいえば、このネーミングとコンセプトを止める人間が社内にいなかったというだけで、サイバーエージェント社の商道徳というか、社会性の感覚が狂っているというのは間違いないでしょうね。

というか、この社員ブログの管理人は女性のようですが、なんというか、これは藤田社長が女性を盾にしてるってことでいいんですかね? かっこわるい。

まとまってないし、途中言葉が荒れましたが、本気でITってものをバカにしてるなこの人たちは、と怒ったり失望したりしたんで、書き殴ってみました。

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男の子牧場

突然、引っ越すことになったのですが、今のマンションの管理会社から解約書類が届かないことに、ちょっといらいらしているゆきです。こんばんわ。
私はせっかち&ちょっと人間不信なもので、契約関係の書類がすぐに来ない、揃わないとイライラしちゃうんですよね(特に解約については…)。

まあ、さすがに忘れられてるとか、書類送るの引き延ばして退居を遅らせるとか、そんなことはしないとは思いますが、電話をした時の応対の大雑把さがものすごい不安を煽ってくれたんですよね。

信用商売をやるなら、愛想良く丁寧にやってほしいものです。

さて、最近は「婚活」というありがたメーワクなマーケティング用語が世間を席巻しようとしてなんとなくコケ気味なようですが、かのIT大企業「サイバーエージェント」が、女性向けの婚活SNSをはじめた模様。

その名も「男の子牧場」。(ニュースリリース

なんですかね、この背徳感や退廃感に溢れた名前は。
最初聞いた時は新手のBLメディアかと思いました。

内容は、

モバイルサイト上の「牧場」を通して、交遊のある男性の写真や簡単なプロフィールを登録、情報を管理することで、友達承認された会員同士、登録された男性データを閲覧することが可能です。

というもので、要するに男性からサンプリングしたデーターをSNS内に公開し、友人同士で見ることが可能というもの。
そこでは、男性は女性から品定めされるわけで、まさしく出荷前の牛か豚と同じようなカンジ。牧場とはよく言ったものです。

というか、男性の扱いも地に墜ちたなー、としか思えません、男性諸氏は怒ったほうがいいです。

それにしても、この「婚活」とやらは、他の様々なサービスと同じく、やはり女性向けというか、女性に有利に展開している場合が多いようです。今回の「男の子牧場」も同じでしょう。

例えば、結婚活動用の出会い系ページなどでは、男性は有料で女性は無料であったり、男性には審査が伴うが女性は無審査など、常に男性にはハードルや物理的なリソース消費が求められる代わりに、女性はほぼノーリスクで出会いの場を提供してもらえる。
まあ、出会い系といっても、参加者のほとんどは男性であって、女性会員を増やすための策であることは分かるのです。
しかし、男性の側からすれば、メール送信するだけでお金がかかる場合、女性から誘いのメールを送ってこられたとしても、プロフィールに少しでも不満があれば、妥協しない、つまり返事をしないと思われます。
となると、女性としても気になる男性にメールを送っても返事がもらえない可能性が高まるので、このシステムは正直問題ではないのか、と思えなくもありません。

この、男性のみ有料というシステムは日本独自であるらしくて、例えば世界最大手のMacth.comなどでは、男女分け隔て無く課金されます。

つまり、婚活などいっても、男女で結婚する前から待遇が違うわけで、これで男性が積極的に動くと思っているのだろうかと本気で思ってしまいます。なにせ、結婚する前から「奥さん優位」の状態で始まるわけですから、よしんば結婚したとしても旦那に幸せが訪れるとはなかなか思いづらいものです。

グリーン車の話でも書きましたが、何かしらのサービスにお金を払うということは、サービスに対する目的意識がはっきりしているわけで、そういう意味では(サービス的に)質の高いお客さんが多い、ということも考えられます。

なので、出会い系の理想としては、男女とも同額の課金で、金額は高ければ高いほど成婚率は高いだろうと考えられるのではないかと思います。
しかし、男性には高額の会員費をとり、女性が無料であった場合、ノーリスクの女性は気軽に参加するものの、お金という支出がない分、男性よりも結婚に対する意識が低く、また質が低い女性ばかりが揃っている可能性もあります。
例えばメール課金(メール送るたびに課金される)方式の場合、男性側の月の予算が有限である限り、しぼりこんだ女性にしかメールを「送りません」。当然、メールを送るという行為に支出が伴うのだから、そのメール送信は当然「本気」である、もしくは近い状態であると思われます。
しかし、女性の方は無料なので、少しでも好みであれば水をかけ、よしんば返事がきたら、その中から一番条件がよさそうな人を選んでメールをする、もしくは、何通メールを返しても無料ですので、同時に複数の男性とメール交換をする、などということも可能です。

こうなると、選択の収束率が男性と女性で大きな差が生じるわけで、男性はお金を払っているわりには有益な出会いができない状態になると想像できます。

果たして、このような状況で本気で「いい嫁さん」に出会えるのでしょうか?
ムリじゃないかなぁーと私は思うんですよね。
というか、男女で条件がイーブンではない出会い系を使うなら、遊びかその時の性欲処理のみでご使用なさるのが一番ではないかと思います(笑

もともと、なぜ非婚率があがったのか。
世間的には「個人消費の拡大」「個人趣向の多様化」というテンプレートばかりが先行しますが、大きいのは見合いシステムの崩壊と、男性が結婚に対し積極的ではなくなったことが大きいのではないかと思います。

実際、この婚活ブームに乗って動いているのは女性であり、マーケットも女性にターゲットをしぼったサービスを初めています。男の子牧場もその一つです。

しかし、これは実は見当違いで、実は結婚を煽り、優遇しないとならないといけないのは女性ではなく男性の方ではないかと。
結婚は、男性にとってはリスクがある行為でもあります。もちろん女性にもリスクはありますが、社会的、法的な理由で不利なのは圧倒的に男性の方なのです。
ゆえに、独身で困った状態であったり、特定の女性と長い交際をしているなど、結婚に対するモチベーションが高まらない限り、なかなか腰をあげないのではないかと。
まして、PCのモニターやケータイの液晶を通した出会いに、どこまで期待できるのでしょうか?まして有料なのです。月に5000円以上の支出を伴わないといけません。結婚相談所などでは、万単位の金額がかかります。その支出に期待を感じられなければ、まず婚活などはじめません。

雇用不安もそれに拍車をかけています。
女性は安定した生活を望むので、正社員などの安定した収入のある男性と結婚したいと考えます。しかし、経済不況と雇用情勢の悪化により、男性の職が必ずしも正社員である時代が終わってしまいました。

例えば、フリーターや派遣社員と結婚したいと思う女性はどれだけいるでしょうか?
私が旦那を養うから、などと思って婚活している女性はいますか?

おそらくいません。

なぜなら、婚活を行っている女性のほとんどがまさに非正規雇用であったり、いわゆる低収入層であるわけですから(私の周囲調べ)。

特に、女性無料の出会いサイトでこの傾向は顕著です。女性の半分程度が300万円以下の収入で、かつ非正規雇用。旦那に養われるのを目的として婚活している人がほとんどではないか想像します。
というのも、ある程度の収入があり、本気で結婚を考えているなら、女性も有料のサービスを利用するでしょう。その方が質の良い出会いが期待できるからです。

とはいっても、今後も男性が気楽で優待されるサイトやサービスが提供されることはありません。例えば、女性が有料で男性が無料の結婚サイトや、女の子牧場なるサービスは(たぶん)ありませんし、おそらく今後もないでしょう。

加えて、晩婚化について専門家と言われる人々がのたまう説も、男性悪人説ばかりです。
草食系男子なんて言葉は、その最たるものでしょう。男性が積極的だから女性が結婚できない。そう言いたいのは責任転嫁なんじゃないのかな…。などと、思うのですが。

ただ、婚活サービス業にしてみたら、お客様が結婚してしまえば金ヅルを失うわけで、できるだけ長く(一人の)お客様からお金を得るには、結婚に至る時間が長ければ長いほどいいわけです。

最近、婚活ブームなどといいながら、結婚する男性の条件みたいな記事をよく目にします。
この不景気になんとも景気よく男性に対する「条件」を掲げて憚らないのですが、一応記事や情報の名目は「幸せな結婚生活をつかむため」的なチャプターがつけらています。
この期に及んで、相変わらずそんなものが流通していることに驚きが隠せないのですが、よく考えたら女性の理想が高いほど結婚に到達する確率は下がるので、そういう意味では、女性の男性に対するフィルターの閾値が高いほうが、そして男性が消極的なほうが婚活サービス業は長生きできるのではないかと(笑)

そう考えると、婚活なんておかしなブームも結局お金儲けであって、日本社会が真の問題とする非婚率の上昇とそれに伴い少子化を食い止める材料にはならないだろうな、というのが私の感想であります。
旧態依然とした女性に対する優待サービスが、その「不本気度」の証拠。
もし、結婚を本気で考えているなら、男性も女性もイーブンな料金、イーブンな条件の場所にしましょう。できれば月額課金でおすすめらしいです。
女性も遊びでないなら登録無料のサイトは辞めたほうが良いと思います。なぜ今まで結婚できなかったかといえば、「女性」だからという甘えのため。
女性だからサービスされて当たり前、女性だからお金は払わないのは当たり前、お金を払うのは男性の甲斐性等々…。
そういう意識が男性を遠ざけているんだ、ということに気づくことは、幸せな結婚の大事な第一歩になると思います(まして、ある一定の年齢以上の女性ならなおさらです)。

とかいってるけど、私も余裕で独身なんですけどね!

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